三田塾


「三田塾」。そこでは各個人にあった、マンツーマンのトロンボーン/トランペット/サックスレッスンが行われています。 一人一人顔が違うように、教え方にも生徒一人一人に合った教え方があります。

管楽器の基本はやはり奏法と呼吸法。レッスンでは、まず姿勢、構え方、アンブシュア、呼吸法から入ります。 多くの人がその楽器の本来の音を知らない中で、本当の音、いい音とはなにかをまず学びます。
音を変えるのにわずか1レッスン。 しかし自分の耳を変えて、音そのものを自分のものにするには、やはり本人の努力とある程度の期間が必要になります。 どんなにテクニックがすごくても、音が良くなければ何の意味も無い。どんなに上達しても、レッスンでは常によりいい音を求めていきます。

30年以上プロとして活動してきた中で培ったものを、ここでは最短ルートで教えます。


トロンボーン、トランペット、サックスのレッスンについて

対象の楽器
・ トロンボーン ※バストロンボーンも可
・ トランペット
・ サックス

初心者の方も歓迎します。特にこれから楽器を始められる方、楽器購入に関するアドバイス、選定も行います。

「ジャズを演奏したいけど何から始めていいかわからない」「どうしたらうまくなれるの?」「もっと高い音を出せるようになりたい」「この曲を演奏したい」など様々な悩みや要望に応えていきます。

ブラスバンドに所属する高校生向けのレッスンも行っています。


スケジュール:
 曜日・時間はご相談下さい。
  ただし、各曜日とも20:00までになります。

レッスン料:
 1レッスン 6,000円(1時間)
 または
 1ヶ月 4レッスン 20,000円(1レッスン1時間)

 ※1対1の個人レッスンです。
 ※入会金はありません。
 ※中学生・高校生の場合は学割があります。

場所:
 横浜市鶴見区
 最寄駅 : JR京浜東北線 鶴見駅

体験レッスン:
 体験レッスンを無料で行っています。(1レッスン 30分)
 お気軽にお越しください。

団体レッスン:
 学生、社会人のビッグバンド指導も承ります。
 指導は練習場に伺って行います。対象地域、回数、レッスン料等
 につきましては、お問い合わせください。

お問い合わせ先:
 レッスンに関するお問合せは下記宛にメールにてお願いいたします。

 ※お問合せの際は、御名前、性別、年齢、希望の楽器もご連絡ください。
yokohama.redshoes@gmail.com

講師プロフィール

講師:三田治美
トロンボーン奏者。

1968年、小野満とスイング・ビーバーズに入団。 1971年から1975年、ゲイ・スターズ、ニュー・ブリードを経て原信夫とシャープス&フラッツ。 1977年より東京キューバンボーイズ。
1980年代からスタジオワークに力をそそぎ、宇宙戦艦ヤマトからピンクレディー、沢田研二、映画音楽等、数え切れないほどのレコーディングを行う。
またSammyDavis jr、トム・ジョーンズ、シュープリームス等の海外アーティストとも数多く共演。

現在も演奏活動を続ける傍ら、大学、高校及び社会人のアマチュアビッグバンド指導に意欲的に取り組んでいます。




上達の為に

きっと皆さんはもっとうまくなりたい、上達したいと思ってこのページに辿り着いたのでしょう。 では、「上手くなる」とはどういうことでしょうか?多くの方は「上手くなる」=「演奏技術 (テクニック)の向上」と考えているかもしれません。
「上手くなる」とは自分の視点からの見方ですが、裏を返せば聴く人に「上手い」と思って欲しい ということでもあるでしょう。では、聴く人はどのような演奏を「上手い」と思うのでしょうか?

 聴き手は主に①音色、②音楽性、③演奏技術の順に着目して演奏を聴きます。 つまり、この順に自分の演奏能力を向上させることが上達の近道ということになります。 ①~③は具体的には以下のようなことを表します。

①音色

  音の柔らかさ、太さ、厚み、スピード、遠達性といった音の性質そのもの

②音楽性

 ・ジャズ、ロック、クラシックといったジャンルとそこにおけるリズムとビートの理解  
 ・曲やフレーズの理解と解釈  
 ・表現、リズム感  
  …etc

③演奏技術

  タンギング、ビブラート、ハイトーン、フィンガリング、スライドストローク、速いパッセージの演奏…etc

①音色の向上には、まず正しい呼吸法、奏法をしっかり身につけることが必要になります。 いずれも身体の中のことで外見から判断することはできないため、習得することはとても難しいことです。 そのため適切な指導者から指導を受けることをお勧めします。よくプロプレイヤーの アンブシュアを真似する方を見かけますが、アンブシュアを外見で判断することはできません。 一人ひとり歯並びや顎の形が異なる訳ですから、他人のアンブシュアは自分に合った アンブシュアにはならないのです。

次に②音楽性と③演奏技術の関係ですが、その人の持つ②音楽性のレベル以上には ③演奏技術は向上しません。常に「②音楽性>③演奏技術」という関係にあります。 ②音楽性が向上すると、フレーズの理解と演奏のイメージがより具体的になり、 それまでは認識できなかった表現の差異が徐々に理解できるようになります。 それによって、その差異を楽器で表現するための③演奏技術を身につけられるようになるのです。 具体的にどのようになればよいのか、明確に頭で理解(あるいはイメージ)できていないことは 楽器を使っては絶対にできるようになりません。そのため、③演奏技術の上達のためには ②音楽性の向上が欠かせないのです。
誰もが楽器を始めたら最初に学ぶタンギングも、音楽性の向上の過程で 何度もそのイメージを自分の中で再構築し、その都度タンギングの仕方を見直しながら、 その種類や幅を増やしていくことになります。

ここまで述べてきたように、
①音色を向上させる → ②音楽性と③演奏技術を並行して向上させる
これが上達のためのプロセスになります。